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AI イラスト販売の規約マップ 2026|FANZA・DLsite・BOOTH 6サイト比較

さなぎ羅
さなぎ羅

AIイラスト挑戦中🔥自動化アプリPixelmも作ってます

AI イラスト販売の規約マップ 2026|FANZA・DLsite・BOOTH 6サイト比較

「いま FANZA で AI 一部利用ってどう扱われる?」「DLsite の月 3 本制限は本当?」「FANBOX に戻る可能性はある?」——AI イラストを 2 つ以上のサイトで売っていると、規約はサイトごとに少しずつ違います。半年で景色が変わるのが普通です。

この記事は AI イラスト販売の規約マップ として、FANZA 同人 / DLsite / BOOTH / Patreon / pictSPACE / FANBOX の 6 サイトの AI 規約を 1 枚に整理した 2026 年 5 月版です。申告ルール・月本数制限・表示制限・違反時の処分パターンまで、横串で比較できます。

記事末尾には公式ヘルプ・利用規約のリンク集と、月 1 回の規約点検 4 ステップを置きました。

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販売タイプ別(ダウンロード / 月額支援 / ストック)の入口ガイドは AI イラストの売り場所 7 選。実取り分や 10 軸の数字比較は AI イラスト販売サイト比較 2026本記事は「規約」だけに絞った地図です。

結論 — 6 サイトの AI 規約を 1 枚にまとめると

先に、6 サイトの AI 規約を 1 枚にまとめた早見表を出します。気になる行から本文を読んでください。

サイト AI 申告 月本数制限 表示制限 R18 可否 違反処分の重さ
FANZA 同人 3 段階申告(必須) 月 3 本 AI 専用タブのみ 可(主力) 重(アカウント停止あり)
DLsite ON/OFF 申告(必須) 月 3 本 AI 生成フロアに隔離 可(全年齢も) 中(修正要請が主体)
BOOTH 明文化なし(運用判断) 上限なし 通報で強制非公開 中(突然非公開)
Patreon ポリシー準拠(英語) 上限なし 個別 BAN リスク 可(年齢確認) 重(永久停止あり)
pictSPACE 申告なし(寛容) 上限なし なし 軽(報告例少)
FANBOX 全面禁止(AI 不可) 全面禁止

公式ヘルプ・利用規約のリンクは、記事後半「困ったときの一次情報リンク集」にまとめてあります。

自分の状況なら? — クイック判定 4 ケース

ケース別の最短ルート

① 初心者で最初の 1 本目DLsite から始める。申告が画面で明文化されていて、違反時の処分も「修正要請」が主体で軽め。失敗してもリカバーしやすいサイトです。

② 複数サイトを併用したいFANZA + Patreon の組み合わせ。規約スタンスが対照的(国内 R18 強 vs 海外寛容)で、片方が改定されてももう片方でリスクを分散できます。

③ 規約変動を最小化したいPatreon + pictSPACE。両方とも規約改定が少なく、動きが緩い。「半年触らなくて済む」運用に近づきます。

④ R18 で本格的に売りたいFANZA + DLsite。R18 マーケットの最大手 2 強で、月本数制限の枠を 2 サイト合計 6 本まで使えます。

2026 年に何が変わったか — 規約変動年表で 5 年分を整理

AI 規約は天気予報みたいなものです。半年で景色が変わります。2022 年から 2026 年までの主要な改定を時系列に並べると、こんな流れになります。

1

2022 年 10 月: SKIMA が AI 全面禁止

国内イラスト依頼サイト SKIMA が、AI 生成・AI 補助を含むすべての AI 関連投稿を禁止。AI 規約「全面禁止」の最初の事例。

2

2023 年 5 月: DLsite が AI 作品を一時停止

AI 生成作品の急増を受けて新規受付を一時停止。のちに AI 生成フロアを新設する過渡期。

3

2023 年 11 月: pixivFANBOX が AI 全面禁止

AI 生成画像の投稿を全面禁止に変更。既存クリエイターの作品も非公開対象になり、移行先探しが急増。

4

2024 年 2 月: DLsite が AI 生成フロアを新設

AI 作品を専用エリアに格納する仕組みを導入。通常作品と検索結果が分かれる方式に。

5

2024 年夏: FANZA 同人が AI 申告 3 段階を導入

AI 生成 / AI 一部利用 / AI 補助の 3 段階で出品時に自己申告するルール。申告漏れはアカウント停止の対象。

6

2025 年夏: FANZA 同人が AI 表示制限

「AI 生成」申告作品をトップページ・新着・ランキングから除外。AI 専用タブからのみ閲覧可能に。

7

2025 年 11 月: FANZA 同人が月 3 作品制限を順次適用開始

1 オーナーあたり月間 3 作品の上限を順次施行(コミック / CG / 動画 の各ジャンル)。AI 作品の急増に対する審査負荷対策。

5 年で 7 つの大きな改定。「3 ヶ月放置」で出品中の作品が非公開になる事故が、普通に起きるペースです。

複数サイトの規約変動を頭で覚えるのは無理ゲー

3 つのサイトを並行運用していると、「あの作品どのサイトにどう申告したっけ」「先月どの規約が変わった?」が必ず起きます。プロンプトとシードと申告履歴を作品ごとに紐付けて一元管理するアプリ Pixelm を開発中です。詳しくは記事末尾でまとめています。

複数サイトを併用するときの 3 大落とし穴

複数サイトに出すと、規約はサイトごとに少しずつ違います。同じ作品を同じ気持ちで出したつもりが、片方で違反扱いになる事故が起きやすいのです。家計簿を 3 冊に分けたら必ず転記漏れが出る、あの感覚と同じ構造です。

ここでは「3 つのサイト併用で月収 2 倍」を狙う前に潰しておきたい 3 つの落とし穴を整理します。

落とし穴 ① 申告のずれ — 同じ作品でもサイトごとに区分が違う

FANZA で「AI 一部利用」と申告した作品を DLsite に出すとき、DLsite の AI 利用フラグの基準は FANZA と完全に同じではありません。背景生成だけ AI 利用の作品でも、FANZA では「一部利用」、DLsite では「AI 使用 ON」のチェックを入れる、という具合です。

つまり、「同じ作品 = 同じ申告」とは限りません。申告区分の対照表を手元で作っておかないと、片方で過少申告とみなされるリスクがあります。

落とし穴 ② 月本数の食い違い — カレンダーがズレる

FANZA は月 3 本、DLsite も月 3 本、pictSPACE は上限なし。同じカレンダーで作品を流すと、上限の早いサイト(FANZA・DLsite)で詰まります。

例えば月 5 本作って 3 つのサイト全部に流すと、4 本目以降が FANZA・DLsite に出せないまま翌月に持ち越しになります。「月 5 本のうち何を FANZA に回し、何を pictSPACE 専用にするか」を月初に決める運用にしないと、機会損失が出ます。

落とし穴 ③ 規約変動の追従漏れ — 半年点検カレンダーを組む

1 サイトの規約改定を見逃した結果、出品中の作品が突然非公開になる、というケースが規約変動年表のたびに起きてきました。対策は単純で、半年に 1 回、6 サイトすべての規約ページを開く日を決めておくことです。

具体的には、4 月末と 10 月末を「規約点検日」に設定し、各サイトの公式ヘルプを 30 分かけて読み直す。これだけで「半年以上前の規約のままで出品し続けてしまう」事故をかなり防げます。

併用前に潰す 3 つ

「3 つのサイト併用で月収 2 倍」を狙う前に、申告のずれ / 月本数のカレンダー設計 / 半年点検カレンダーの 3 つを潰しておかないと、突然売上ゼロになる事故が起きます。

FANZA 同人 — R18 最大手の厳しめルール(3 段階申告 + 月 3 作品 + 表示制限)

FANZA 同人は 2024 年夏に AI 申告 3 段階を導入してから、2025 年夏に表示制限、2026 年 2 月に月 3 作品制限と、AI 関連の改定が立て続きに入ったサイトです。R18 マーケット最大手であり続けるものの、運用ハードルは確実に上がりました。

AI 生成 / AI 一部利用 / AI 補助の境目

FANZA では出品時に AI の関与度を 3 段階から選びます。料理に AI を使った度合いに例えると分かりやすいです。

  • AI 生成: AI に全部作らせた状態。プロンプトを入力して出てきた画像をそのまま使う場合
  • AI 一部利用: 下ごしらえだけ AI。背景や一部の素材だけを AI で生成し、他は自分で描いた場合
  • AI 補助: 自分で作って AI で味付け。自分の手描きをベースに、AI で清書や色補正をかけた場合

申告漏れが発覚するとアカウント停止の対象になります。3 段階の自己判断は「迷ったら厳しい側に寄せる」のが安全です。

月 3 作品制限の実態(2025 年 11 月から)

1 オーナーあたり月間 3 作品の配信上限が設けられています(2025 年 11 月中旬から順次適用)。対象はコミック / CG / 動画 の各ジャンルです。複数サークルを作って回避するのは規約違反として明示されています。

既存作品にも遡及適用され、上限を超えて登録済みの作品は取り下げを促されることがあります。シリーズ作品を月またぎで分割公開する、CG セットを差分まとめてボリュームを上げる、といった「月 3 本の枠を活かす運用」に切り替えるのが現実解です。

表示制限の対象範囲

「AI 生成」と申告された作品は、トップページ・新着・ランキングから除外され、AI 専用タブからのみ閲覧可能になります。「AI 補助」は通常の検索結果に並びます。

ただし、コミック・CG では「AI 一部利用」も追加で表示制限の対象になります。公式は段階的に対象範囲を広げてきたため、最新の対象ジャンルは公式ヘルプで都度確認するのが安全です。

もし違反したらどうなる? FANZA は 4 段階で重め

公開情報ベースで、FANZA の違反処分は段階的に進むパターンが報告されています。

  1. 作品非公開: 該当作品が販売停止状態に切り替わる
  2. 改修要請: 申告区分の見直し、説明文の修正、画像差し替えなどを求められる
  3. アカウント停止: 改修に応じない、または悪質と判断された場合、サークル単位で停止
  4. 売上凍結リスク: 停止中の未払い金は引き出せないケースが報告されている

「申告漏れがあった」だけでいきなりアカウント停止になるよりは、まず作品非公開から改修要請の段階で気付けることが多いです。公式相談窓口に連絡すれば話を聞いてくれます。

FANZA AIイラスト出品ガイド|登録〜販売開始まで【2026年版】

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DLsite — R18 と全年齢の両方を扱える老舗(AI 生成フロア + 月本数制限 + 申告マーキング)

DLsite は 2024 年 2 月に AI 生成フロアを新設し、通常作品と AI 作品を別エリアで運用する方式を取りました。R18 と全年齢の両方を扱えるサイトで、申告ルールも画面上で明文化されているため、初心者が「正しく申告して正しく出品する」のが比較的やりやすい構造です。

AI 生成フロアの仕組み

「同人ショップの AI 専門フロアが別階にある」感じです。AI を使った作品はメインフロア(通常作品の検索結果)には出ず、AI 生成フロアからしか見つけられません。

つまり、AI 専用フロアに来た人だけがあなたの作品に出会う設計です。集客はサイト全体ではなく「AI 作品を能動的に探す層」に絞られます。

月 3 作品制限

DLsite も 1 アカウント / 1 ヶ月あたり最大 3 本までの上限を設定しています。FANZA と並ぶ月本数制限で、複数サイト併用時はカレンダー設計の主役になります。

シリーズ運用との両立を考えると、月 3 本のうち 1 本を新作、2 本を続編・差分版に充てる、といった配分が安定します。

出品時のチェックボックス申告

出品登録の画面で「AI 使用」のチェックボックスを ON/OFF で申告します。FANZA の 3 段階より粒度は粗いものの、画面で明文化されているぶん、初心者は迷いにくい設計です。

「AI を使ったかどうか」の自己判断は、迷ったら ON にして AI 生成フロアに置くのが安全です。

もし違反したらどうなる? DLsite は修正要請が主体で柔軟

公開情報ベースで、DLsite の処分は FANZA より柔軟と報告されています。

  1. 出品停止と修正要請: 申告ミスが疑われると、出品が一時停止され「申告を修正してください」と連絡が入る
  2. 再申告でフロア移動: 修正に応じれば、通常フロアから AI 生成フロアへの移動で再公開される
  3. アカウント停止: 悪質な場合のみ。修正に何度も応じない、児ポなどの他規約違反を重ねた場合
  4. 月本数超過の挙動: 翌月持ち越し不可。当月分が公開遅延(次月の枠に押し出されるのではなく、申請却下)

「FANZA で停止された経験者でも、DLsite では修正で済んだ」というケースが多いのは、この柔軟な段階処分が理由です。

DLsite AIイラスト出品ガイド|月3作品制限を活かす戦略【2026年版】

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BOOTH — pixiv 系の販売サイト(「制作の主体は人」原則 + 強制非公開リスク)

BOOTH は pixiv 系の販売サイトで、AI 規約は「制作の主体は人であること」という原則レベルの記述に留まり、明文化が薄いのが特徴です。自由研究は本人が主役、という発想に近く、「AI に全部作らせた作品」は規約違反扱い、「AI を補助的に使った人の作品」は問題なし、という線引きです。

規約文言と運用実態のずれ

公式ガイドラインを読むと「AI 生成は禁止」と明確に書かれているわけではなく、「制作者が人であること」という原則だけが書かれています。つまり、AI を補助に使ったかどうかは出品者の自己判断で、運営側は基本的に通報ベースで動きます。

このため、「グレーゾーンで売れている人」と「AI 使用がバレて非公開にされた人」が同時に存在する状態です。

強制非公開の実例

BOOTH 運営は、AI 生成と判断した作品を予告なく非公開に切り替えることがあります。「掲示板に貼った紙を先生に剥がされる」感覚で、ある朝アクセスすると「販売停止」になっている、というパターンです。

再公開には個別問い合わせが必要で、復活率は低めと報告されています。一度非公開にされた作品が戻ったケースは少数派です。

もし違反したらどうなる? BOOTH は突然非公開、復活は限定的

公開情報ベースで、BOOTH の違反処分の傾向はこうです。

  1. 通報からの強制非公開: 第三者通報や運営の自動判定で、突然非公開化される
  2. 個別問い合わせ: 出品者から運営に問い合わせると、判断理由が返ってくることが多い
  3. 復活は限定的: 「制作の主体は人」原則を満たす説明(制作プロセスの開示など)ができれば復活、できなければ非公開のまま
  4. 売上金は概ね保護: 非公開後も、過去の売上は基本的に引き出せる(運営対応の柔軟性)

「アカウント停止」ではなく「作品単位の非公開」が中心で、サイト自体を使えなくなるケースは比較的少ないのが特徴です。

BOOTH で AI イラストが売れない理由と対策【2026年版】

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Patreon — 海外発の月額支援サイト(既存・新規で審査差 + 英語対応)

Patreon は海外発の月額支援サイトで、AI 関連の規約は Community Guidelines(英語)に書かれています。日本国内サイトと決定的に違うのが、既存クリエイターと新規アカウントの審査基準が事実上違う点です。常連割引と一見さん料金、のような構造を想像してください。

既存クリエイター vs 新規の差

長く運用しているアカウントは AI 寛容に扱われやすく、新規アカウントは AI 関連で審査が厳しめになる傾向があります。新規で始める場合は、いきなり AI 作品中心ではなく、最初の数ヶ月は手描きや AI 補助の作品でアカウント評価を積んでから AI 中心に移す、という段階を踏むのが現実的です。

規約 BAN の傾向

既存クリエイターでも、年齢確認の不備、児ポ規約違反、AI で実在人物を生成した場合などは BAN 対象です。AI 単独で BAN というよりは、別の規約違反と組み合わさったときに重い処分が来るパターンです。

もし違反したらどうなる? Patreon は永久停止リスクあり(英語対応)

公開情報ベースで、Patreon の処分はこう進みます。

  1. 違反通報からの一時凍結: アカウントが一時的にロックされ、ログインできなくなる
  2. 異議申し立て(英語): メールで運営に英語で異議申し立てを送る。機械翻訳でも対応可
  3. 復帰または永久停止: 異議が認められれば復帰、認められなければ永久停止
  4. 売上金の扱い: PayPal や銀行に分割振込済みの分は保護される。未振込分は凍結リスクあり

英語対応の手間がある分、復活率は国内サイトより読みづらいです。新規開設時にバックアップサイトを持っておくのが安全策です。

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pictSPACE — AI 規約が緩い国内月額支援サイト(寛容スタンス)

pictSPACE は国内の月額支援サイトで、AI 規約が比較的緩く、申告も求められません。FANBOX が 2023 年に AI 全面禁止に踏み切ったあと、移行先として急成長した経緯があります。「定期購読の雑誌」感覚で、AI 作品中心のクリエイターが安定して使えるサイトです。

AI 寛容スタンスの背景

pictSPACE は AI 規約改定が少なく、月額支援系の中で動きが緩いサイトです。AI 申告フラグがそもそも存在せず、AI 作品も通常作品と同じ扱いで投稿できます。

ただし、児ポや著作権侵害、他社規約違反(FANBOX で禁止されている内容を pictSPACE にミラーリングするなど)は厳格に処分対象です。「AI に寛容」イコール「何でもアリ」ではない点に注意してください。

もし違反したらどうなる? pictSPACE は AI 関連処分例ほぼなし

公開情報ベースで、pictSPACE の AI 関連処分はほぼ報告されていません。規約が緩く、違反認定の閾値が高めのため、過去事例が少ないサイトです。

主な違反パターンは以下です。

  • 児ポや著作権侵害は即座に非公開、運営判断
  • 他社規約違反のミラーリングは、該当作品の取り下げ
  • AI 関連の明示的な処分例はほぼなし

「規約変動を最小化したい」読者にとっては、Patreon と並ぶ第一候補です。

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FANBOX — AI 全面禁止規約と移行先の選び方

FANBOX(pixivFANBOX)は 2023 年 11 月に AI 生成画像の投稿を全面禁止しました。「入店お断りの貼り紙」が出た形で、既存の AI 作品も非公開対象になっています。本記事の 6 サイトのなかで、唯一「規約マップに穴がある」サイトです。

2023 年 11 月までの経緯

それ以前の FANBOX は AI 作品も投稿可能でしたが、AI 急増に伴う規約整備の流れで全面禁止に切り替わりました。既存クリエイターの作品も、AI 生成と判定されれば非公開対象です。移行猶予期間はほぼなかったため、移行先探しが急増しました。

もし違反したらどうなる? FANBOX は自動非公開+アカウント停止

公開情報ベースで、FANBOX の AI 違反処分はこう進みます。

  1. AI 生成投稿の非公開: AI 判定で自動的に、または通報により投稿が非公開化される
  2. アカウント停止リスク: 繰り返すとアカウント単位で停止
  3. 既存ファンとの関係: 移行先での通知が必須。FANBOX 単独運用者ほど移行コストが大きい

移行先(pictSPACE と Patreon)の選び方

移行先は読者層で選びます。

  • 国内ファン中心 → pictSPACE。日本語 UI と国内決済で、ファンが乗り換えやすい
  • 海外含む、または単価を上げたい → Patreon。英語対応の手間はあるが、月額単価の上限が高い
  • 両方併用 → 国内ファンは pictSPACE、海外ファンは Patreon の二本立て

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困ったときの一次情報リンク集 — 規約は月 1 回チェックする

note のまとめ記事や本記事のような解説は「二次情報」です。実際の規約は半年で変わるので、月 1 回は各サイトの公式ヘルプを直接読みに行く習慣が、収益を守る最強の投資です。天気予報を毎日見る感覚と同じです。

公式 URL は半年単位で更新されることがあるので、ブックマークはサイトのトップから辿り直す習慣にしておくと安全です。

規約チェックの 4 ステップ

月 1 回の点検は、以下の 4 ステップを順番にやれば 30 分で終わります。

1

点検 ① 公式ヘルプ確認

上記の各サイト公式ヘルプから、AI 関連お知らせを開いて最新ルールを確認します。

2

点検 ② 申告区分判定

自分の出品中作品の申告区分が現行ルールと合っているか確認します。

3

点検 ③ 月本数チェック

当月の出品枠の残数(FANZA・DLsite は月 3 本まで)と、翌月の予定枠を整理します。

4

点検 ④ 履歴管理

出した作品ごとに「どのサイトにどう申告したか」をスプレッドシートで記録します。

この 4 ステップを「半年点検カレンダー」と組み合わせると、規約変動の追従漏れがほぼなくなります。

よくある質問 — 申告漏れ・複数サイト・規約変更の追い方

申告漏れで本当にアカウント停止される?

FANZA・DLsite ともに、申告漏れが発覚するとまず作品非公開、次に改修要請の段階処分が入ります。改修に応じれば再公開されることが多く、いきなりアカウント停止に飛ぶケースは多くありません。

ただし、複数の申告漏れが累積したり、運営の警告を無視し続けた場合はアカウント単位の停止に進みます。「迷ったら厳しい側に申告する」が安全策です。

AI 補助と AI 生成の境目は誰が判断する?

1 次判断は出品者自身です。FANZA の場合、3 段階のうちどれを選ぶかは自己申告です。ただし、運営側が「これは AI 生成にあたるのでは?」と判断したときに改修要請が来ます。

自己判断のコツは、AI が生成したピクセルの割合が作品の主役か脇役かで判定すること。背景だけ AI なら「AI 一部利用」、自分の手描きを AI で清書しただけなら「AI 補助」、AI 出力をほぼそのまま使うなら「AI 生成」です。

同じ作品を複数サイトに出していい?

技術的には可能ですが、月本数制限のカレンダー設計が必須です。FANZA と DLsite はそれぞれ月 3 本までで、同じ作品を両方に出すと、各サイトの月枠を 1 つずつ消費します。

月 6 本作って 2 サイトに分けるよりも、同じ作品を 2 サイトに重複出品して合計 3 本 × 2 = 6 枠を埋める方が効率的、という考え方もあります。ただし、同一作品を複数サイトに出すと申告区分のずれが起きやすいので、申告対照表を手元で持っておくことが前提です。

規約変更を効率的に追う方法は?

おすすめは「半年点検カレンダー」と「公式 X(Twitter)アカウントのフォロー」の組み合わせです。

半年点検カレンダーは、4 月末と 10 月末を「規約点検日」に設定して 30 分で 6 サイト全部の公式ヘルプを読み直す方法。公式 X アカウントは速報用で、規約改定の告知が真っ先に流れるチャネルです。本記事の「規約変動年表」を毎年自分用に更新していくと、過去のトレンドから次の改定を予測しやすくなります。

R18 と全年齢で規約は変わる?

FANZA は R18 主体なので、全年齢扱いの作品でも基本的に R18 規約が適用されます。DLsite は R18 と全年齢でフロアが分かれており、申告も別管理。BOOTH と pictSPACE は R18 フラグの ON/OFF で表示先が分かれます。

Patreon は年齢確認(Adult Content フラグ)の有無で違反基準が変わるため、英語の Community Guidelines を「Adult Content」セクションも併せて読む必要があります。

AI イラスト集に手描きを混ぜたら「AI 一部利用」?

ケースバイケースですが、FANZA の運用実態としては「AI 出力の割合」で判断される傾向があります。20 枚の CG 集を例にした目安はこうです。

  • AI 出力 10 枚以上(半数超) → 「AI 生成」
  • 半数以下で残りが手描き or AI 補助 → 「AI 一部利用」
  • ベースは手描きで AI は色補正のみ → 「AI 補助」

迷ったら厳しい側に倒すのが原則。CG 集の説明文に「AI 出力 X 枚 + 手描き Y 枚」と内訳を明記しておくと、運営側も判断しやすくなります。

規約違反したらこれまでの売上は引き出せる?

サイトとタイミングで変わります。BOOTH は売上金が概ね保護される傾向(作品単位の非公開で、アカウント自体は残ることが多い)。FANZA はアカウント停止になると未払い分が凍結されるリスクが報告されています。

Patreon は分割振込済みの分は保護されますが、未振込分は凍結対象。pictSPACE は処分例が少なく未知数。共通の対策は「振込頻度を最短に設定する」と「振込最低額に達したら早めに引き出す」です。

規約変更を 1 人で追うのは現実的に破綻します

6 サイトの規約改定を毎月チェックし、申告履歴と月本数を管理し、過去作品の申告区分が現行ルールと合っているか定期確認する——これを Excel と頭で 1 人で回すのは半年で必ず破綻します。プロンプト・シード・申告履歴を作品ごとに紐付けて、規約変動の影響範囲を即座に確認できるアプリ Pixelm を開発中です。記事末尾に詳細をまとめています。

まとめ — 規約点検を習慣化して売上を守る

6 サイトの AI 規約を 1 枚に整理しました。改めて全体像を振り返ります。

  • 国内 R18 主力: FANZA と DLsite(月本数制限あり、申告必須、表示制限あり)
  • 国内全年齢・補助系: BOOTH(明文化は薄いが「主体は人」原則)
  • 海外月額支援: Patreon(既存と新規の差、英語対応が必要)
  • 国内 AI 寛容: pictSPACE(規約改定少、移行先候補)
  • AI 全面禁止: FANBOX(移行先選びが必要)

規約は半年で変わります。車検が年 1 回の点検なのと同じで、AI 規約も月 1 回 30 分の点検を習慣化するのが、長期的に売上を守る最強の投資です。

「半年点検カレンダー」を 4 月末と 10 月末に組み、月初に申告区分と月本数のチェックを入れる。これだけで、突然の非公開や売上凍結のリスクを 8 割以上潰せます。

6 サイトの申告履歴を 1 つの画面で

プロンプト・シード・申告履歴を Excel で管理すると、3 ヶ月で『あの作品どう申告したっけ』が必ず起きます。Pixelm は AI イラスト制作のプロンプトとシードを画像と紐付けて一元管理し、サイトごとの申告履歴も作品単位で記録できるアプリです。複数サイト運用と規約変動の追従を 1 つの画面で済ませる道具として開発中です。

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